2018年11月7日のニュース 国連人権理事会 ウイグル族の問題で中国への懸念相次ぐ

联合国人权理事会对中国的人权状况进行了审查。关于中国当局在新疆维吾尔自治区不当拘押部分维族居民一事,各国纷纷表示了关切。

 

国連の人権理事会は、中国の人権状況についての審査を行い、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の人たちが中国当局に不当に拘束されているとする問題をめぐり、各国から懸念の声が相次ぎました。



位于瑞士日内瓦的联合国欧洲总部6日召开了人权理事会。基于定期对成员国人权状况进行审查的制度,各国就中国的人权状况发表了意见。

 

スイスのジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で6日開かれた国連の人権理事会は、加盟国の人権状況を定期的に審査する制度に基づき、各国が中国の状況について意見を表明しました。



新疆维吾尔自治区居住着大量维族人。针对该地区维族居民的人权状况,美国代表表示:“中国当局对维族居民的打压不断升级,令人震惊。我们要求中方停止肆意拘押维族居民的做法,立即释放数十万乃至数百万的维族人。”法国和德国等欧洲国家的代表也纷纷表示,对中国当局不当拘押维族居民表示强烈关切。

 

この中で、アメリカの代表は、イスラム教徒のウイグル族が多く住む新疆ウイグル自治区の現状について、「中国当局による取締りが悪化し、驚いている。恣意(しい)的な拘束をやめ、何十万、何百万という人たちを即座に解放することを求める」と述べました。また、フランスやドイツなどヨーロッパの国々からも、中国当局ウイグル族の人たちを不当に拘束しているという懸念の声が相次ぎました。



对此,中方代表回应称:“有关部门只是设立了培训设施,让受到恐怖主义蛊惑(gǔ huò )的人远离极端思想。我们不会坐视这些人成为恐怖分子。”该代表强调,采取相关做法的目的在于维护治安。

 

これに対して、中国の代表は、「テロリズムに感化された人物を過激な思想から遠ざけるため、訓練施設を設置しているにすぎない。彼らがテロ集団の一員になってしまうのを待っていることはできない」と述べ、拘束はあくまで治安対策の一環だと主張しました。



6日,聚集在联合国欧洲总部附近的维族和藏族等大约1000人高喊“停止对维族人进行民族清洗”、“中国政府在撒谎”等口号,对中国政府领导层提出强烈抨击。

 

この日、国連ヨーロッパ本部の外では、中国の少数民族ウイグルチベットの人たちおよそ1000人が集まり、「中国はウイグル民族浄化をやめろ」とか、「中国はうそをついている」などと声を張り上げ、中国指導部を強く批判していました。

 

 

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