2018年6月3日のニュース 米中が貿易問題で協議 中国は声明でアメリカをけん制

美中在北京磋商贸易 中国发声明牵制美国 - News - NHK WORLD - Chinese

 

到访中国的美国商务部长罗斯与中国政府负责经济工作的国务院副总理刘鹤从2日起在北京就两国贸易摩擦问题进行了为期2天的磋商

 

北京を訪れているアメリカのロス商務長官は、中国で経済分野を担当する劉鶴副首相と2日から北京で両国の貿易摩擦問題をめぐり、2日間にわたって協議を行いました。



在上一次于华盛顿举行的磋商中,两国达成共识决定:为了削减美国的贸易赤字,中国将扩大从美国进口农产品等;双方将不打贸易战

 

前回、ワシントンで行われた協議で、両国はアメリカの貿易赤字削減のため中国が農産物などの輸入を拡大することや、貿易戦争を行わないという認識で一致しています。



这次磋商结束之后,中方发表的声明表示,双方在农业、能源等多个领域进行了良好沟通,取得了积极的、具体的进展。

 

今回の協議の終了後に中国側が発表した声明では、農業やエネルギーなど多くの分野で意見を交わし、積極的で具体的な進展が得られたとしています。


另一方面,美国白宫于上月29日表明,作为对中国侵犯知识产权制裁措施,将在本月15日之前宣布对中国产品征收25%关税的最终清单,并且会很快实施。

 

一方ホワイトハウスは先月29日、中国による知的財産の侵害に対する制裁措置として、25%の関税を課す最終的な品目のリストを今月15日までに公表し、速やかに発動する方針を明らかにしています。



就此,中方在3日发表的声明中表示:“中美之间达成的成果,都应基于双方相向而行,不打贸易战这一前提,如果美方出台包括加征关税在内的贸易制裁措施,双方达成的所有经贸成果将不会生效。”声明以此对美方进行了强烈的牵制,外界担心根据美国的对应,两国之间的贸易摩擦有可能再次剧烈升级。

 

これについて、中国側は3日の声明で「協議は互いが歩み寄り、貿易戦争を行わないことが前提であり、アメリカが関税の風邪を含む制裁措置を実施すればその成果は効力を失う」と強くけん制していて、アメリカの対応によっては両国の貿易摩擦が再び激しくなることも懸念されます。